最近のこと・新居用に買うもの・『月がきれい』というアニメ
こんにちはー。
昨日今日と解体予定の空き家整理をしていました。
まぁ暑いのなんの…もう少し涼しい時期にやっておけばよかったんですが、親の予定もあったのでずるずるとこの猛暑日になりました。
あとは明後日4tトラックを借りて、捨てるもの・売りに出すもの・実家に持っていくものをピストン輸送予定です。
いやぁ…暑かった。
そういえば今日からAmazonPrimeDayがスタートしましたね!
※上の画像はリンクじゃないですよ!
とりあえず個人的に買ったのはフルグラとビジネスシューズ。安かった。
あとは新居用にこれを買いました。
https://www.irisplaza.co.jp/Index.php?KB=SHOSAI&SID=K536966F
今は安いベッドに安いマットを敷いて寝ていますが、新居ではベッド生活とサヨナラします。
マットレスを選ぶうえで重要だと感じたのが、
①高反発
②衛生的
③簡単に折り畳める
この商品はそのすべてをクリアしていました。試していないのでなんとも言えませんが、お値段以上ニ〇リで買うより物はしっかりしているかなぁと。
寝具は高いものを買った方がいいといいますが、建物自体にお金を注ぎ込んだわたしたちには無理!
今回のセールで税込25,493円で買えたのはかなりいい買い物だった気がします。
一人一個でしたので、父親にも協力してもらい無事夫婦二人分確保。
まぁ家が完成するまでは出番無いんですがね…笑
他にAmazonの樹海に迷い込んでいて見つけたのがこちらの掃除機!
今回のPrimeDayで先行発売となっているのですが、本国アメリカでは日本でお馴染みダイソンのシェアを奪ったというメーカーsharkが今夏日本で発売するEVOFLEXという掃除機。
とにかくよさげ!かっこいい!一目惚れしました!
収納時のツールが不要!コンパクトに置いておける!
折れ曲がって低いところも楽々お掃除!
スタイリッシュなデザインとカスタマイズ性も十分!
危うくポチってしまいそうになりましたが、Amazonで先行販売しているものは中位モデル。冷静になってネットの海を彷徨っていると、上位モデルがビックカメラでほぼ同額+10%ポイントで同じく早期予約セールしていました。
危ない危ない…
マットレスと違い値下がりの激しい家電商品。必要な時期は来年3月以降になるため、ぐっとこらえて値下がりを待つことにしました。そもそも正式発売自体8月からの商品ですからね。
コードレス掃除機はぜっったいこれにするんだ!
そうそうAmazon繋がりですが、最近Primeビデオで『月がきれい』というアニメを観ました。
中学三年生という一番多感な時期にある、文学少年と陸上部の女の子の恋物語。ただそれだけのアニメなのですが…
めっちゃいい!
※ここからはアニメの話になりますので興味のない方はブラウザバック推奨です…
何がいいって、最近のアニメってとんでも設定なものが多いですよね?同じく学生の恋物語を描いて大ヒットした映画『君の名は』にしても、隕石が落ちてきたり体が入れ替わったり。そこまでとんでもじゃなくても、明らかに実在しないような性格のキャラクターがいたり。とにかく凝った設定のものが多い。
対してこのアニメはとんでも設定もとんでもキャラもいません。ごく普通の男の子と女の子のただの恋物語です。衝撃の展開ももちろんありません。
そして何より他のアニメ作品と違うのが、徹底的に漫画的な文法を排除したつくりとなっています。
例えば、ヒロインである水野茜ちゃんが主人公の安曇小太郎君に自分の不安をぶつけるシーンがあるのですが、こういうシーンって普通のアニメや漫画、ドラマでもそうですが、ヒロインは『自分がどんなことでどう感じて不安に思っているのか』を主人公に伝えるんですよ絶対。
これって理由としては視聴者が見ていて理解出来るようにするためなんです。
ゲームもテレビも世の中の多くのものが消費者に対して過保護な昨今。分かりにくいものがあると『叩かれてしまう』という実態があり、平成末期の大衆向け映像作品の多くで、視聴者に説明したいことををキャラ同士で話をさせるという安直な手法が多く採られています。
この作品はどうか。ヒロインの水野茜ちゃんはただただ泣きじゃくって主人公の安曇小太郎君に思いのたけを支離滅裂に感情のままぶつけています。小太郎君はなぜ茜ちゃんが泣いているのか当然理解できません。
現実、中学生くらいの時の恋愛において本当に不安なことがあった時に、それを理論的に相手に伝えることってほぼ不可能じゃないでしょうか?大人でも不安が募りそれがピークに達すれば感情のまま相手にぶつけてしまうことが多いと思うんです。恋愛ってそういうものでしょう。
え?わたしですか?30歳過ぎたおじさんです。
この『月がきれい』では基本言葉で視聴者に『説明』することはありません。表情であったりしぐさであったり、キャラクターのそうした機微で多くのことを語ってきます。映像作品でありながら行間を非常に大切にしています。
個人的には宮崎アニメに通ずる部分もあるかなと思っています。宮崎吾朗のゲド戦記がなぜ失敗したのか。理由は様々ありますが、その一つにキャラクターの想いをすべて「台詞」で伝えてしまっているから作品として底が浅く見えてしまうんですよね。
対して宮崎駿はやはり行間でキャラクター達の言いたいことを我々に伝えてきます。
他にも、宮崎駿が声優ではなく俳優にアフレコを任せるのも作品に「リアルティ」を持たせるためだと言われています。声優だと「完璧」すぎるんだとか。
『月がきれい』では新人声優が主役を務めており、その未熟さと不安定さが中学三年生という世代に見事にハマっています。
また、この作品では声あてに『プレスコ』という珍しい手法が採られています。
アフレコが映像作品に合わせて声優が演技をして声をあてるのに対して、プレスコでは声優の演技を下敷きにして映像を作っていきます。結果プレスコでは、アニメーションとしてキャラクターの動きや表情が非常に「リアル」になるのです。
とにかく「自然さ」「リアルさ」に並々ならぬこだわりが見られる本作。
語りだしたら止まらなくなってきましたが、他にもいいところがあります。
冒頭書いた通り、本作の主人公は文学少年です。いわゆる学内カーストで言えば低い方に所属する大人しい男の子です。対してヒロインは運動部に在籍しており、性格は大人しめですがクラスでも目立つ女子グループにおり、学内カーストは上位と言えるでしょう。
そうしたカーストの違う二人の恋物語を描く映像作品の場合、その二人の「違い」にフォーカスがあたることが多いです。なぜならそうしないと視聴者が「あんあ地味な男子に惚れるわけがない」と言い出すからです。ドラマでもたまにあるブ男と美女の恋物語も同様ですよね。
ドラマや漫画的な文法に当てはめがちな人は、「なぜ不釣り合いな二人が恋仲になったのか」説明がされないと納得しないんです。
でも冷静に考えてみてください。実際、見た目だけでいえば不釣り合いなカップルなんていくらでもいますし、顔が可愛いからかっこいいから付き合っているカップルばかりじゃないですよね。あくまでも似たカーストに属する男女が付き合う傾向が多いだけだと思うんです。
この作品の素晴らしいところは、そうした雑音を徹底的に排除して、ただひたすらに中学生の初恋を描き切ったところです。
劇中に80年代~00年代の曲が多用されていることからも、30歳前後がメインターゲットになっているのかなと感じました。
わたしは一周見終わった瞬間すぐに二周目を見ました。
とにかく素晴らしい。現代社会でささくれまくった心が浄化される思いでした。
大人げなく号泣しましたね。
そして気付いたらBlu-rayボックスをポチってました。アニメのBlu-rayとか初めて買いましたがなんの後悔もありません。心から手元に置いておきたい作品だと感じました。
興味のある方はYouTubeに第一話が公開されていますので、ぜひご覧になってください。
以上、注文住宅カテゴリでまったく別の話題を語った記事でした。