無垢材で二階リビングの家を海辺に建てる

無垢材で二階リビングの家を海辺に建てる

32歳インドア派夫婦が海辺に理想の家を建てるまでの回想録です

着工104日目と工務店選びについて思うこと

こんにちは。

 

完成までは週一回程度の更新を目指しているので、今日も綴ってまいります。

 

 

 

 

◎完成見学会へ行ってきた

今日は午前中に営業担当Mさんのお誘いで完成見学会に行ってきました。

 

同じ時間に私たちが多大な影響を受けた先輩施主様もいらしており久しぶりの再会。

なんやかんやで4回くらいはお会いしている気がします笑

 

「完成したら見に行きますね」と仰っていただきましたが、恐縮したうちの奥様が「影響受けてかなり真似させてもらっています」としきりに言っていたのが面白かったです。

 

 

昨年の同時期に別の完成見学会に行った時も感じましたが、やはり冬は床がかなり冷たい。。。

まぁC社を選んだ時点で高気密とか高断熱とか諦めているので仕方ないんですけどね。

 

家自体は素敵でしたし、新しいノウハウも教えてもらいました。

 

 

 

そのノウハウとは引き戸のおさめ方について

 

C社では現在引き戸を用いる場合吊り戸が主流になっているそうで、わが家も吊り戸になるとのこと。

そこで意匠的に少し問題になるのが、扉を隔てて違う床材が用いられている場合です。

普通の引き戸の場合は当然レールで隔てられるわけですが、吊り戸の場合はレールが無いため見切り材を使用することになります。

 

 

この見切り部分をどうするかは、同じ業者でも担当者のセンスが問われるところですが、C社というか営業担当Mさんや現場監督の大輔の場合だとこんな感じ。

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変な見切り材は使わずアルミでシンプルに。

 

すごくいいと思う!

 

わが家も、

廊下⇔子供部屋、廊下⇔洗面所、リビング⇔小屋裏など…数か所床材が変わる場所があるので、どうゆう風におさめるかは事前に確認要です。

 

 

 

 

 

 

 

そしてその後は現場へGO!!

 

 

2階の床材が無事に張り終わっていましたが、養生されており見ることは叶わず…

完成するまでお預けですね。残念。

隅っこの方だけチラ見できました。

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水道や排水管なども引き込まれていました。

写真はキッチンが入る箇所です。

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見に行くことが毎週の楽しみになっています!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ここからは閑話休題

 

 

これから家づくりをされる方へ、少しわたしの想いを綴りたいと思います。

 

最近、一部施主さんのブログでハウスメーカーの一括見積り請求ができるサイトを紹介されているのを見かけます。

ぶっちゃけアフィリエイトサービスです。

わたしのサイトにも少し前に運営者から掲載依頼が来ました。掲載しませんけどね。

 

もちろん一括見積りのシステム自体を完全否定するつもりはありません。

引越会社とか保険会社選びとかにはめちゃくちゃ便利だと思います。

 

 

 

が、

 

 

こと家づくりに関しては、

可能であればご自身の足でモデルハウスに赴き、営業マンの話を聞き、そして出来る限り完成見学会や施主紹介などで家を見させてもらうなど、自分の肌でその業者の特徴を感じてほしいと考えています。

 

モデルハウスに行けば、HPでは分からないことをたくさん知ることができます。

営業マンに話を聞けば、担当となる営業マンの感性や人となりを知ることができます。

実際の施工宅を見れば、細かな仕上げ方やおさめ方といった大工の力量を知ることができます。

 

 

わたしの場合は、HPから知ることができる情報だけだったら、高気密高断熱などを売りにしているA社に決めていたかもしれません。

mukuie.hatenablog.com

 

モデルハウスだけしか行っていなかったら、最初に良い印象を持ったB社に決めていたかもしれません。

mukuie.hatenablog.com

 

 

 

何度も営業担当に会い、話を聞き、施工事例宅を紹介してもらい、そうして辿り着いたのがC社でした。

 

高気密高断熱という現在の注文住宅の主流からは大きく外れていますが、わたしはC社を選んでよかったと思っています。

 

おそらく、ネット上の一括見積りシステムではC社に辿り着けなかったでしょう。

 

 

忙しい方には一括見積りも一つの手段かもしれませんが、家を建てるなんて人生でそう何度も出来る経験ではありません。

たとえ忙しくても、業者選びだけはネットではなく自分の五感で選ばれることを強くお勧めします。

 

 

業者選びで少しでも妥協してしまうと、その後必ずどこかでしわ寄せが来ます。

例えば、わたしも過去記事にした通り施工ミスなどが複数ありました。

もちろん人間なのでイラっとしたりはしますが、今まで一度も業者に対して強く当たったことはありません。

理由はひとつ、自分たちが悩みに悩んで選んだ業者だからです。わたしは理想の家が建つと信じていますし、業者もそれに精いっぱい応えてくれていると感じています。

信頼関係が崩れた瞬間に、些細なミスでも信用できなくなるのが人間です。

 

中途半端な気持ちで選んだ業者でミスがあったらあなたならどう思いますか?

わたしだったら信用できません。

 

 

人間が携わる以上失敗やミスは起こりえるものです。

 

 

そのミスをどれだけ許容できるかも施主の責任だと思います。

お金を払っているからという理由だけで、細かなミスをことさらに指摘し、業者を批判することはあってはならないと思います。

 

自分がプライドを持ってやっている仕事の土俵の上に、客がずかずか上がり込んであれこれ文句言ってきたらどう思いますか?

いくら大切な客だとしてもわたしなら少なからず嫌な気持ちになります。

 

注文住宅の場合、わたしたち客側が出す金額が大きいため、他業界よりも客側が声を大にしても許されている風潮があるように感じます。

 

 

仕事に置き換えて言えば、信頼している取引先で些細なミスがあったとして、いちいち目くじら立てて怒りますか?怒らないですよね。

 

 

家づくりにおいても双方が気持ちよく進められるよう、施主側も業者を信頼することが大事ですし、信頼するためには後悔のない業者選びをすべきだと思います。

 

 

 

 

まぁなんやかんや書いてますが、信頼するための要素を積み上げていくにはネットにはあまり頼らす、自分の足で動いた方が『自分を納得させるため』にはいいんじゃないかなーというお話でした。

 

 

 

以上です!皆さんもよい家づくりをー!