無垢材で二階リビングの家を海辺に建てる

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32歳インドア派夫婦が海辺に理想の家を建てるまでの回想録です

【レビュー】ゲーミングヘッドセットJBL Quantum ONE

こんにちは。

 

家の記事も一区切りついたので、前回予告していた通り不定期にガジェット物のレビュー記事を上げていこうと思います。

 

家に関しては入居して1年が経ち、もうそろそろ1年点検の時期。

ただ、新型コロナウィルス感染症の関係でいつ点検となるかまったくの未定…。点検が終わったら住宅関連も更新しようと思ってます!

 

 

ここからは完全に趣味の世界なので、興味の無い方は回れ右推奨です。。。

 

 

 

 

 それではいってみましょー!

 

記念すべき第一回目のレビュー商品はこちら!

JBL Quantum ONE

 

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jp.jbl.com

 

 

アメリカに本社を置く老舗オーディオメーカーJBL。オーディオに興味のない人でも一度は聞いたことがあるかもしれませんね。

 

そのJBLが2020年5月22日に初となるゲーミングヘッドセットを発売しました!

ばんざーい!!!!

 

私自身、自宅ホームシアター環境のスピーカーのうちウーファーとリアスピーカーがJBL商品ということもあり、今回購入いたしました。

 

まだまだ日本でのレビューが少なく、本製品に興味を持たれた方の参考になればと思い記事にすることにしました。

ちなみに、購入前に参考にしたのはYouTubeで主にゲーミングガジェット商品を紹介されている超猫拳さんのこちらの動画。

www.youtube.com

 メーカーからの提供商品も忖度なくレビューすることを信条にされている方なので、ゲーム周りの製品を購入する時はいつも参考にさせてもらっています。

 

 

 

 

 

製品ラインナップ

 

発売となったのは上位モデルから順に以下のようなラインナップです。


・Quantum ONE 299.95ドル
・Quantum 800 199.95ドル
・Quantum 600 149.95ドル
・Quantum 400 99.95ドル
・Quantum 300 79.95ドル
・Quantum 200 59.95ドル
・Quantum 100 39.95ドル

 

日本ではこの内、Quantum ONEQuantum 800のみ販売開始となり、その他モデルについては今のところ発売情報はありません。

廉価モデルが欲しい人は個人輸入するしかありませんが、送料や関税のことを考えると国内で発売されている同価格帯の別ヘッドセットを探した方が幸せになれる気がします。

 

今回レビューするQuantum ONEは最上位モデルの所謂フラッグシップモデルにあたる機種になります。

 

 

日本での販売価格は以下の通り。

・Quantum ONE 税別24800円

・Quantum 800 税別19800円

 

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公式サイトから購入することも可能ですが、5月28日時点ではAmazon税込24800円で購入することができるので消費税分安く買うことが出来ます。

ガジェット製品は日本で発売される時には本国より高額になることが多いのですが、本製品は珍しく本国より抑えられた価格で発売開始となりました。

ありがたい!

 

 ※アフィリエイトはしていませんのでご安心を笑

 

 




 付属品について

 

 ・USB Type-Cケーブル 約270㎝

サラウンド機能やイコライザーなど詳細設定をするためのソフトウエアであるJBL QuantumENGINE ™を使用するためはこちらのケーブルでパソコンに接続する必要があります。

音質的にもUSB接続の方が優れているため、基本的にはパソコンでの利用が想定された商品と言えるかもしれません。

手元でゲーム音声・チャット音声の音量調整をすることが可能です。

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・3.5mmオーディオケーブル 約130㎝

 PS4での利用を考えている方はこちらのケーブルを使うことになります。長さが微妙に短いので注意が必要。

ただ、3.5mmジャックの接続なのでマイク音声はこちらの方が優れています。

手元で音量調整・チャットのオンオフが可能です。

※公式にはサポートされていませんが、PS4にUSB接続してみたら一応普通に使えました笑

 

 

キャリブレーションマイク

今のところ何に使うか不明です。今後のアップデートで使用可能になるとのこと。

 

 

 

 

 

ここからは主に同時購入したGSP600と比較をしながら書いていきたいと思います。

 

装着感について

 

まず、本製品は密閉型のヘッドセットです。

イヤーパッドはおそらく合皮?モチモチした感触でつけ心地は非常に良いです。頭頂部もクッション性の良い素材なので、369gとヘッドセットとしては比較的重量感のある部類に入りますが、装着感はかなりいいと感じました。

サイズ調整部のクリック感もあるので、付けた後にずれることも無いかな。素材は強化プラスチックだと思います。

側圧についてはそれほど強くありませんので、個人差はあるかもですが長時間つけていても頭が痛くなりにくいと感じました。

 

ただ、GSP600はイヤーパッドの顔に触れる部分はサラサラした素材なのに対して、本製品は皮なのでこれからの季節は結構蒸れるかもしれませんね。

そういう意味では顔に触れる部分だけは違う素材に変えてほしかった気もします。まぁ高級感はあるのでどちらを取るか悩ましいところではありますが。

 

マイクは多少口元に曲げることが出来ますが、結構反発力があるので思ったより可動域は少ないです。ちなみに着脱式です。

 

 

 

 

 

機能性について

 

パソコンの専用ソフトウエアであるJBL QuantumENGINE ™を公式サイトからインストールする必要があります。

GSP600が単体でのカスタマイズ機能はなくアンプとの併用が前提であることと比べて、本製品は強い拘りが無い限りは単体でのカスタマイズが可能となっています。

 

 

イコライザー

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 プリセットイコライザー7種類。もちろん自分でカスタマイズすることも可能なので、FPSプレイヤーの方には必須機能ですね。

私の場合はFPSをやるときはAstroのMixAmp Pro TRという製品を使っているため、このソフトでイコライザーを調整したことはありません。カスタマイズ性もそれぞれの音域調整くらいしかないので、ガチでイコライジングする人は別途アンプを購入することをおすすめします。

 

 

・RGBライティング

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光らせます。

アドバンスドモードにすると『ロゴ』『リング』『ノッチ』部分をそれぞれ違う色に光らせたり、光のパターンを変えたりすることができます。

デザイン的に光っていない方が好みなので私はオフにしていますが…笑

個人的には不要な機能だったのでその分軽くするか安くしてほしかったかな。

 

 

・サラウンド

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本製品の目玉機能!

その名もJBL QuantumSPHERE 360』

この機能をオンにすると全方位音に包まれているような感覚になります。また面白いのがヘッドトラッキング機能があるので、左右上下に首を傾けてもちゃんと画面の方から音が聞こえてくるんです!

こればかりは言葉では説明しずらいのでぜひ体験してほしい!

FPSのオンライン対戦をやるときは不要な機能ですが、RPGやレースゲームを遊ぶときには没入感がかなり向上しますよー。

Netflix星野源のライブ動画を見てみましたが臨場感がすごかったですし、VRとの親和性も高いんじゃないかなと思います。

 

 

・マイク

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サイドトーンの強弱設定が可能です。サイドトーン機能を使うときは自動的にアクティブノイズキャンセリングはオフになります。

パソコンで設定さえしておけばPS4で設定を引き継いで使うことが可能です。

 

 

・本体

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ヘッドフォンの左部には上からサイドトーンとANCの切替ボタン、ヘッドトラッキングのリセンターボタン、ボリュームダイヤル、マイクのオンオフ切替ボタンがあります。

いずれもUSB接続の場合のみ有効となります。

 

 

 

 

 

音について

 

同条件で比較するためにいずれもPS4pro→Astro MixAmp Pro TR(イコライザーはプリセットのAstro)→3.5mm接続という条件で聴き比べ。遊んだゲームはCoD:MWです。

 

・音質

Quantum ONE≧GSP600

ダイナミックで迫力のあるQuantum ONEに対して音の解像度が高いGSP600という印象。

本製品はどちらかといえば中音域・低音域寄りのチューニングがされていると思います。音作りの特性としてゼンハイザーのヘッドフォンは中高音域寄りと感じているので、私自身が低音を好む傾向ということもあり、Quantum ONEの方が好みの音質だったというのが個人的な意見です。

ただ聴き疲れしないのはGSP600ですかね。

 

・定位感

Quantum ONE≦GSP600

正直大きな違いは無いと感じました。どちらも足音・銃声ともにちゃんと聞こえていましたので、解像度の違いでややGSP600の方が有利かな?という印象です。S&DやWARZONEのソロで行くときには違いが出るかもしれませんが、私の耳では大きな違いは感じませんでした。

 

・ヘッドホンとして

Quantum ONE>GSP600

これはパソコンで音楽を聴き比べての比較となります。再生ソフトはJRiverMediaCenter

※有料ですがハイレゾ音源を再生するうえで優秀なプレイヤーなので興味のある方はググってみてください。

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これはQuantum ONEに軍配が上がります。

純粋に音を楽しむヘッドフォンとして優秀だと感じました。その点、GSP600は3.5mmジャックでの接続しか無いため音楽を聴くうえでは音質に劣りますね。

普段はFOSTEX HP-A4にbeyerdynamicのDT1990PROというヘッドフォンを接続して音楽を聴いているのですが、さすがにはハイレゾ音源では後者の方が優れているものの、YouTube音源ではUSB接続のQuantum ONEも同程度には良い音と感じました。

周波数も20Hz~40kHzまで対応しているので、USB-DACを買う予定がない方は普段使いのヘッドフォンとしても十分使ってもらえる性能はあると思います。

 

 

 

 

 

まとめ

 

不満点は、

①人によっては重いと感じる重量があること

イヤーパッドの材質的に夏場は蒸れそうなこと

パソコンが無いとソフトウェアでのカスタマイズが出来ないこととヘッドセット自体のバージョン更新が出来ないこと

 

以上を差し引いても、さすがJBLのフラッグシップヘッドセットということもあり、総じて高いレベルにある万人におすすめできるヘッドセットであると感じました。

比較対象としたGSP600がゲーミングヘッドセットとして既にその地位を確立している商品ですので、Quantum ONEは価格帯からもその対抗馬に十分なり得る商品だと思います。

 

パソコンユーザーの人はもちろんですが、おそらく多くの人が気にしているであろうAstro MixAmp Pro TRとの併用についても、私の使用環境においてはまったく問題なく使うことが出来たため、PS4ユーザーの人でも選択肢に入るヘッドセットではないでしょうか。

 

何よりもあのJBLが初めて発売したゲーミングヘッドセットです!

何よりもあのJBLが初めて発売したゲーミングヘッドセットです!

そりゃおすすめしますよ!

 

 

以上!ざっくりではありましたが、私の独断と偏見によるQuantum ONEのレビューでした。

今後しばらく使ってみて何か気付いたことがあれば追記していきますね。

 

 

ご質問がある方はコメント欄までお寄せください。

 

ここまでお読みいただきありがとうございました!


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