着工27日目 今年最後の現場で大工さんと2時間語り合う
皆さんこんにちは。
いよいよ平成最後の年の瀬ですね。
昨年末は仕事最終日から三が日までインフルエンザになってしまい、最悪なお正月でしたが、今年は元気に迎えられそうです。
さて、本日わたしの住む地域でも初雪となり、朝起きたら一面銀世界でした。雪でも工事ってやるのかね?
今日は今年最後の現場作業とお聞きしていたので、朝一で現場監督の大輔に工事の有無を確認。予定通り工事を行うとのことだったので、9時頃に家を出発。
現在住んでいる地域は比較的山間部に近い地域のため雪も目立ちましたが、現地に近づくにつれて雪は徐々に減っていき、現場に着くころには雪もゼロでした。
事前に報告はありましたが、、、
瓦がもう乗っておる!
⇩分かりにくいですが瓦が乗っています。
サッシもついておる!
リビング側の大窓。下側がダイライトで隠れていますが存在感があります。
この四角窓のところにダイニングテーブルを置きます。最高やー。
窓の高さもばっちり。
今日は担当大工のSさんのみで、聞くと本当は瓦屋さんが来て冠瓦をつける予定だったそうなのですが、雪の影響なのか来ていないとのことで、掃除をして終了予定とのことでした。
ちなみにSさんは近くに泊まりだったそうで、東海地区で結構な大雪になったことは知らなかったそうです。この辺は降らなかったんですね。
このSさんですが、営業Mさん・設計士Hさん・現場監督大輔の全員が口を揃えて、
「腕はピカイチですがめちゃくちゃ話好き」
と言っていました。大工さんと言えば気難しい人が多いイメージなので、話半分で聞いていたのですが、
2時間みっちりおしゃべりさせてもらいました。
本当だった…。
最初は、少し前に現場を見て懸念していたダイライトの施工についてのこと。大輔にもメールをして回答をもらっていましたが、Sさんからも再度お話いただけました。
写真は掲載しませんが、釘打ちが甘いところや切り欠き部分の増し打ち、釘の打ち損じ部分の補修についてです。
まぁ要約すると、わたしの心配のし過ぎでした。
ただ話の9割はSさんの仕事に対する信念だったり、身の上話だったり身の上話だったり身の上話だったりしましたけど笑
わが家は4月末引き渡し予定です。これは工務店側の事情(5月決算)もあってのことなのですが、今から数えるとまだまるっと4か月あります。
既に瓦とサッシの工事に差し掛かっており、時間は十分ありそうに感じますが、Sさんが言うには「走れば十分終われるけどそれは絶対にやらない。正直自分の仕事の仕方だと1か月足りない。日が足りない部分は応援の大工さんを呼ぶことになっている。時間はかかるけど走った仕事をして良いことはないから理解してほしい」というようなことでした。
事前にSさんが信頼できる大工さんであることは大輔や営業Mさんから聞いてはいましたが、自分で話してみないとその人のことは分かりませんからね。
結果、この2時間の会話はわたしにとってはSさんがとても信頼できる職人さんだと実感できた貴重な時間になりました。
Sさんの大工工事が本格的に始まる前に腰を据えてゆっくり話せたことは個人的にとても良かったです。
実は現場について挨拶して早々、こんなやりとりがありました。Sさんと2時間話し込む前の会話ですね。
わたし「サッシつきましたねー」
Sさん「ついたんですが、ここのサッシ(子供部屋の窓)は取り換え予定です。見た目にはまったく分かりませんが、ミリ単位で傾いているので年明けに取り換えさせます」
実際、わたしにはまっったく分かりませんでした。
個人的な意見なんですけどね、この上の会話に出てきたサッシの傾きとかって、大工によっては気付かない・そのままにする、気付いて取り換え予定の場合でもわざわざ施主に言わない、っていうこともあると思うんです。
言われなきゃわたしたち素人は分かりませんからね。
その点だけで言っても、わたしにとってはSさんの誠実さが十分に伝わった会話になりました。
Sさんこれからよろしくお願いします。
担当の大工さんとじっくりと話が出来るという貴重な一日になったわけですが、、、
とにかく寒かったー!
木造住宅だと大工さんが家を建てますからね。これからお家を建てられる方も、現場監督や大工の人とは可能な限りコミュニケーション取っていくことをおすすめします。
それではまた来年。
皆様良いお年をー!