西向き窓を考える
こんにちは。
無垢家ブログ更新していきます!
今日はYKKとサンワカンパニーのショールームに行っていきました。
参考になるものが多かったのですが、その中で今日は窓について書いていきたいと思います。
まずはわが家の二階の図面ですが、西側にかなり大きな窓と南側にはテラスへ出るための掃き出し窓があります。窓の位置や大きさはこれから細かく打ち合わせていく予定です。
このブログでも何度か書いていますが、わたしは西向き窓の大きさについてかなり不安を感じています。
現在の見積りで出てくる予定の窓標準仕様はLIXILのサーモスⅡ-H。
日本の窓が世界的に見ると、基準がかなり劣っているというのは有名な話。
地球温暖化の影響か、ここ数年は特に夏冬の寒暖差の大きさをはっきりと感じます。
日本は「四季」があることで有名ですが、いずれはより亜熱帯地域のような気候になってしまうのではという懸念もありますし、夏夏冬冬みたいな極端な気温差の季節変動をするのでは…なんて考えてしまいます。
一番個人的に不審に感じているのは、欧米諸国は窓一つとっても断熱強化に地道に取り組んできたのにも関わらず、日本の場合はZEHにしても、太陽光発電装置が前提であったり過剰な設備機器を導入させたりと、色々な産別メーカーとの忖度があるのではと思わずにはいられません。
まずはモノづくり大国日本らしく、断熱材や窓といった基礎的な部分をより強化して人々が快適に暮らせるための研究をしてはどうでしょうか?
太陽光発電設備も第一種換気設備もエアコンも、消費者に恒常的にお金を出させるもので快適性を訴えていくのはいかがなものか…。
話が逸れましたが、、、
「窓」後進国の日本においてはYKKならAPW430クラス、LIXILならエルスターXクラスの窓を選んでもオーバースペックではないとわたしは考えています。
初期費用が多少かかっても熱貫流率の低い窓を採用して少しでも快適に暮らせるよう、工務店がなんと言おうと施主側がしっかりと知識をつけて意見を言うべき部分の一つが「窓」だと思います。
現在、工務店と設計士さんからは「眺望重視」の傾向が強く見られます。ここに関しては別に悪く言うつもりはありませんし、わたしも賛成です。
ただ西向き窓を採用するうえで、窓枠が太くなるデメリットがあるとしても樹脂サッシを導入することがわたしの中では絶対条件となっています。
確かに、このような窓の方が景色がきれいに切り取れるでしょうし、デザインのうえでも優位でしょう。
ただ、建った家にこの先何十年と住むのはわたしたちです。
住んでから「やっぱり西日が暑い!」「夏の光熱費がバカ高い!」となって後悔するのもわたしたちです。
仮に樹脂サッシ窓を導入しても「暑い!」となるかもしれませんが、このまま標準仕様でいってあとで「やっぱりこうしてれば…」って後悔したくないんですよね。
海を臨むために西側に窓を採る以上、トレードオフとして窓のデザインが損なわれても止む無しというのがわたしの考えです。
工務店営業担当Mさん・設計士Hさん・妻VSわたしの構図です笑
そういえば最近LIXILさんがこんな窓を発表しましたね。
素敵だけど…高すぎませんかねこれ。
西向き窓を採用されている皆さん、どのように西日対策されていますか?
わたしが気にしすぎなだけで、西日って意外と大丈夫なものなんでしょうか?
こればっかりは経験が無いからわかんないんですよねー。
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