無垢材で二階リビングの家を海辺に建てる

無垢材で二階リビングの家を海辺に建てる

32歳インドア派夫婦が海辺に理想の家を建てるまでの回想録です

持ち家は負債ではなく資産

こんにちは。

 

無垢家ブログ更新していきます!

 

巷でよく議論になる『持ち家』VS『賃貸』

 個人的な見解を綴っていこうと思います。

読み返すと気持ち悪い内容だなぁとも思いますが、ブログを始めた理由の一つが、自分の考えをアウトプットする場としたい!だったので、、、ご容赦ください。 

 

 

 

 

はじめに、地震大国日本に住んでいる以上、被災時のリスクを考えれば当然賃貸の方が有利です。

それに仕事の都合で転勤したり、会社都合で給料が減ってしまったり、家族の人数が増減したりなど、不確定リスクに対応しやすいのも賃貸です。

 

論理的に突き詰めていくと『持ち家』は大きなリスクとなるわけですが、皆さんはなぜ家を建てましたか?

 

わたしの場合は生まれてから、

社宅→マンション→一人暮らし時代のアパート→結婚後は別のアパート

と、生まれてこのかた一軒家に住んだことがありません。

 

コンプレックスとまではいかないまでも、一軒家に対して強い憧れがありました。

 

幸運にも親から土地を提供してもらえることになったため、金額的に少々無理をしてでも「どーせだったらとことん突き詰めて自分たちの拘りをこれでもかと盛り込もう」と決め、皆さんのブログを見たり雑誌を見たりと、時間があれば家のことを考えています。

 

 

皆さんは、お金に関する書籍として有名な『金持ち父さん貧乏父さん』という本をご存知でしょうか?投資を学ぶ所謂自己啓発本です。

私自身読んだのは10年近く前なので、断片的にしか覚えていませんが、その中で「持ち家は資産か負債か」というテーマが出てきます。

結論を書くと、金持ち父さんからすると持ち家は『負債』だそうです。

住宅ローン利用や固定資産税、維持・修繕費など、総合的に考えれば、そうした支出は無駄であるとこの本では説いています。

金持ち父さんの考えには納得させられる部分も多いのですが、この点に関しては真っ向から異議を唱えたいです。

 

 

家を建てることは冒頭書いたように確かに『リスク』であり、住宅ローンの利用や固定資産税や維持費など総合的に考えれば『負債』だと思います。

ただ、物理的に『帰るだけの場所』ではなく、『帰る場所』『帰りたくなる場所』を自分たちで創り上げていく…家を建てる・家を持つことは論理的な損得だけでなく、そんな魅力に溢れたものだと思います。

 お金か増えた減ったという客観的な事実ではなく、『心の豊かさ』や『幸福度』といった目に見えない尺度で物事を捉えたとき、家を建てるということは人生を豊かにするための一つの手段ではないでしょうか。

 

 

 

うちにはまだ子供はいませんが、お家を建てた皆さんのほとんどは「あの家も素敵だけどやっぱりわが家が一番だ!」と思ってるんじゃないでしょうか。

親バカならぬ家バカ。

わたしもそうなる自信があります笑

  

 

将来産まれてくる子供が、このうちの子でよかった!と思ってくれるかは、わたしたち夫婦が築き上げていく家庭の雰囲気が一番大切にはなってきますが、その要素の一つにいまわたしたちが創り上げている家があればいいなーと思います。

 

 

以前、わたしの好きな言葉のひとつである『神は細部に宿る』というテーマで記事を書きました。

mukuie.hatenablog.com

 好きな言葉シリーズで『足るを知る』という言葉があります。

この言葉は「現状で十分なんだから満足しなさい、高望みはするな」という意味で用いられがちですが、お金や地位といった外的要因を示すものではなく「自分という存在があること・今の生活があることの素晴らしさを自覚し、延いては命があることの尊さを知りなさい」という内面的な意味を示す言葉だと解釈しています。

住宅ローンという負債を背負うことは大きな枷となるでしょう。

しかし、家を建てるという贅沢な選択ができる自分たちの置かれている状況をしっかりと自覚し、そこに向けて責任をもって行動する。

見た目だけに惑わされずに、自然素材にこだわったり、窓の性能にこだわったり…出来る限りのことをして、結果自分や家族がより幸せになれるとしたら、素晴らしいことじゃないですか?

 

 

 声を大にして言いたいです。持ち家は資産です。 

 

 

家を建てる理由は人それぞれ千差万別ですが、わたしはそんな想いで家づくりをしています。

ね?気持ち悪いでしょ?

 

 

 

 

皆さんはどんな想いで家を建てましたか?

 

 

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